8月1日
7:47 (3650m)
↓ (85.8km)
17:43 (1715m)
予定ではCelenden(セレンディン)までだったが、時間がないので先を急ぐ。地図によると、Celenden(セレンディン)手前にもう一つ、3200mの峠がある。しかし、ずっと緩やかな下りが続いている。コルゲーションでも、深砂でもなく、ボコボコガタガタの道。セレディンまであと10kmの時、標高は2800m程だった。結局登りは無く、セレンディンを過ぎてから、登り始めた。3200mまで登った。そのあとは、標高900mまで一気に下る。
ダートの下りはとにかく、上腕が疲れる。常にブレーキを強く握る必要があるからだ。マジックテープをハンドルとブレーキバーに巻き付け、手を放してもブレーキが掛かるように固定した。ドロップハンドルではなく、バーハンドルのブレーキだと少し楽になるのだろうな。対岸の九十九折が見えた。あそこまで、登るのかといささか憂鬱になる。Rio Maranon(マラニョン川)沿いの町、Balsas(バルサス)は950m。そこから、3680mの峠まで登らないといけない。
テント場が見つからなく、少し焦り始めた。いつもの様に、レストランにお願いしようかと考えた。昨日の様に、廃屋が見つかればベストなんだが。家屋を見ただけでは、人が住んでいるかいないか分からない。失礼ながら、廃屋だろうと思っても、裏に洗濯物が干されている時がある。人気のない家屋を見つけた。ソォーッと覗き込むと、もし人がいたら、怪しく思われるので、オーラ!、ブエナスタルデス。と言って裏へと回る。誰もいない。ドアに鍵がかかっている。一切の家具もなかったので、幕営地決定。歩くスピードなら丸見えのようで、設営中に男性が来た。
ガタガタ
Celendin(セレンディン)を目指す。
3600m の峠を過ぎて。
落ちたら、お終い。
緩やかな下り坂。
今日の幕営地。